おつかれさまです。
4回生の森岡です。


最後のレースも終わり、もう引退です。
これが最後の日記になります。
せっかくなので4年間を振り返ってみたいと思います。



私が水泳部に入ろうと決めたのは
入学する前になみさんからメールが来たからです。

高校では2年生の夏から1年だけ水泳部に入り、
近畿大会で気持ちよく引退できたので
もう大学では水泳をすることはないだろう
と思っていました。


そんなときになみさんからメールが来て
大学に入って部活動紹介を見て
実際に練習にいってみて
やっぱり入るなら水泳部だなと思いました。
なみさんに見つけてもらえてラッキーでした。


もうひとつラッキーなことが。
大学に入学してこれから一緒にいるだろうな
と思うグループの中に
たまたま水泳をしてたやつがいました。
かなこですね。

300人以上いる中で同じクラスになり
一緒にいた5人の中の1人が
これから4年間、水泳をやっていく
唯一の同期になるなんて。
もしこのとき出会っていなければ
お互い水泳部に入っていなかったかもしれません
こんなにラッキーなことはないです。



このラッキーな出会いから4年、
ほんとうにいろんなことがありました。


1回生
大学で初めてレースに出たチャンピオンシップ

表彰台に上がる楽しみを思い出したコメディカル

長く辛かった冬の練習

絶対的な自信を持ってレースに臨んだにもかかわらず
絶望的な結果に終わり、会場から失踪した春室


2回生
待望の100fly 3秒台がでた春短

それでも高校までの生涯ベスト、しかも長水のタイムを
更新できずに終わったシーズン

初めて見にいった横浜のインカレ

なぜか思うようなバタフライが泳げなくなり
フリーに逃げた秋

このままではいけないとかなこに
無理やりバタフライを泳がされた冬

やっと、やっと生涯ベストを更新できた春室


3回生
たくさん人数が増えた春

インカレ突破とはならなかったけど
ベストを更新し、来シーズンに希望がみえた夏季公認

初めて表彰台に上がれた関カレ

来年は絶対この舞台で泳いでやると誓った
浜松のインカレ



そして最後の1年の幕開け。

秋には全員でフォームを見直し

冬には気づけば主任の役目がかなこに移り
鬼のようなメニューをこなした

しかしテストのために春室の出場を断念。

やっと春短でベストを更新したが、
夏季公認しか残されていない中でまだ3秒台。
インカレ制限1秒95からはまだまだ遠い


チャンピオンシップ
インカレ突破のためには
そろそろ長水で3秒台を出しておかなければ
ならなかったにもかかわらず
4秒台で全体の9位。
決勝に残れず、かっこいいところも
見せれずに終わった。


そうして6大戦。
この日のレセプションでの会話が間違いなく
この後の運命を変えた。
大学に入ってからずっと
バタフライの泳ぎに対する考え方で
もやもやしていたものが晴れ、
自分の考え方に自信を持てた。


練習回数を増やして、調子も絶好調で臨んだ
インカレ最後のチャンスの夏季公認。
絶対にきれると思っていたのに0.7秒たりず。
完全に力みすぎだった。

この結果に対してかなこと
天理チャレンジに出場するかどうか話合った。
テスト直前に試合があること
ほんとうに0.7秒を縮めれるのかということ
テストやバイトで真剣にできないなら
やめたほうがいいと言われたが
やっぱりインカレ突破をあきらめきれなかった。


それから3週間
バイトも休み、練習回数も増やし
インカレを切ることだけに集中した。

そして最後のチャンスの天理チャレンジ。
1本目では0.2秒足りず、
ほんとうに最後のチャレンジレースで
インカレを突破することができた。
忙しい時にもかかわらず応援に来てくれた
なみさん、かなこ、後輩たちに喜んでもらえて
ほんとうに嬉しかった。


これだけでは終わらず、その1週間後の関カレでは
天理大学、立命館大学に勝って
優勝することができてよかった。
あとでビデオを見てみると、みんなの応援と
優勝を喜んでくれているのが映っていて
ほんとうに本当に嬉しかった。

この天チャと関カレのレースは一生忘れられないと思う。


そんな浮かれている私に
冷静なかなこは次の目標を立てさせた。

インカレでどうする。B決勝を目指そう。

ギリギリでインカレを突破できたところなのに
B決勝なんて、、
でも不可能だとは思わなかった。

2か月弱、他の大学にお世話になりながら
目標を達成するために練習した。


そして思い出の辰巳で最後のレース。

ベストよりもタイムを狙いにいった
前半から積極的にいってやろう
これで後半だめならしょうがない
という気持ちでレースに臨んだ。

やっぱり最後までもたず、
応援に来てくれたなみさん、後輩たちには
申し訳なかった。

特にかなこにはほんとうに申し訳ない
ベストが出ることを
だれよりも確信してくれていたはずだから。



最後のレースを終えて
インカレを突破できた理由を考えてみた。

6大戦でいいきっかけをもらったこと
そらにもうちょい練習したらいけるんじゃない？
って言われたこと
インカレの会場が私を水泳の虜にさせた辰巳だったこと
みんなでディズニー行こう！と話したこと

何よりもかなこ、先輩、後輩、他大学の人、
たくさんの人が期待してくれ、応援してくれたから
それに応えたい気持ちが頑張れた。



私は幸せな選手だったと思う。
ずっと気にかけてくれる先輩がいて
慕ってくれる後輩がいて
思ってくれる同期がいてくれた。
たくさんの人に期待されて、応援されて
そんな環境の中で大好きな水泳ができて
ほんとうに幸せでした。






直接伝えるのが苦手なタイプなので
この場で最後にみんなにメッセージを送ります。

まず後輩たちへ
この半年間、自分のことに精いっぱいで
全然見てあげられなかったし
何度か練習中にかなこと大げんかしたこともあって
本当にすみませんでした。
こんな私でも見守ってくれて、
応援してくれてありがとう。


たつや
家の事をしながらで大変だと思うけど
4年間頑張って続けてほしい

あやか
これからまだまだ速くなってくれることに
期待してるよ

ひなちゃん
大変なときにインカレ組のマネージャーしてくれて
ありがとう。これからも選手を支えてあげてね

だいや
ベスト出だしてるみたいやから
その調子でどんどん速くなって。
練習はさぼるなよ。

まき
これから主任としてメニュー作っていくけど
困ったらみんなに頼るといいよ。
1人で悩んだらあかんで

まゆこ
同期の意見が割れたときにまとめられるのは
大人なまゆこしかいない。頼むよ

はなえ
伸び悩むにはまだまだ早すぎる。
ベスト出だしてチームに勢いをつけてな

へんみちゃん
かなこの次に怖いへんみちゃん。
サボってるやつがいたらビシバシ怒ってな

もえちゃん
ゆうきのお世話してくれてありがとう
これから水泳部のお世話頼むよ

ゆうや
主将、主任は2回生やけど困ったときに
頼られる大きな存在に成長してくれることを
期待しています

ひろき
今年は人よりもレースに出て
そのどれもが気合の入ったレースだった
よく頑張ったな

かほ
今年のシーズンはあまり練習できてなくて
厳しかったやろうけど
早く10秒われたという報告が来るのを待ってます


新チームのスタートはいつも不安なわけで、
始めから完璧なチームなんてどこにもない。
だから焦らず、ゆっくりと
みんなで理想のチームを作ってください。



最後にかなこ
普段は照れくさくて思っていても口には出さないけど
一緒に水泳してくれてありがとう。
かなこがマネージャーしてくれてなかったら
ここまで速くならなかったし
4年間インカレ行けずに終わってたと思う
いままでありがとうって言ったことないけど
ほんとうに感謝してる
ありがとう。





ほんとうに4年間お世話になりました。
ありがとうございました。